memoir#2(202302,03)

前回の続き。今年2月と3月の回顧録です。

 

2月の前半は相変わらず家に籠って二次試験の対策をしてました。直近のn年間の過去問演習では合格最低点を下回ることはなかったので,少し慢心してました...

 

2月中旬には高校の卒業式がありました。

同級生で関東の大学を受ける人は少数派なので,(同窓会を除いて)実質この日でお別れです。特に親しい友達には「夏休みにまた会おうね~」て声をかけましたが,果たして会えるのかな,わかんね

 

あと,卒業式の日に足切りの発表がありました。前期,後期ともに合格してました。さすがにね

 

 

本試験までの残された期間は(合格を信じて)引っ越しの下準備をしたり,問題を気が済むまで解いたりしてました。もうやり切ったって感じでした。

 

 

2/24 二次試験前日

東京に前乗りして,会場(東大本郷キャンパス)を下見。新幹線で数学をやるという限界受験生っぷり

他の受験生もちらほら下見してました。

 

2/25 本試験1日目

試験開始時刻は9:30と早いので6時に起床しました。

朝食を済ませ,本郷に向かったところ,大勢の受験生(とその親)やマスゴミが。入構だけで20分かかった

 

 

最初は国語(100分)です。現代文は楽しかった,古文は平易だけど不安,漢文ムズイ

一科目は無事に終了しました。

 

<tips>

・東大の試験では,答案回収の度に40分程度待たされます。運営本部に答案を持って行って集計するとかなんやらが理由らしい。少なくとも私の受験教室では,何もしてないけない(勉強やスマホ含めて)指示がありました。かなり苦行でした。

建物から出るときは受験票を携帯しようね!

 

 

午後は数学(150分)です。結論からいうと事故りました。

今までの出来から3完半を目標にしていましたが,全然解けませんでした.......

結果0完5半。東大数学で0完は初めてだったので,本番で自己ワーストをたたき出してしまったようです。

その日中はずっと意気消沈でした。

 

 

2/26 本試験2日目

午前は理科(150分)。私は物化受験でした。

まずはページをパラパラ。この時点で物理の問題が怪物に見えましたが,とりあえず化学を80分くらい解きます。

化学は直前期に急激に伸びたので42点取ろうとしてました。が,有機構造決定がわからなかったのがいたかった

お次は物理。やばすぎた

ここ数年の物理は高度で,ちょくちょく得点調整が入るほどむずかったですが,それとはなんか雰囲気が違う。往年の東大後期に似てるな,という印象を受けました。

 

大問1は半分くらい,大問2と3は3割くらいしか正解できませんでした。というか深追いすればするほど不利になっていく気がしました。がばがば採点基準を期待して導出過程はできるだけ書きました

周りの受験生の解答用紙がほとんど白紙だったの恐ろしすぎる

 

最後は英語(120分)です。

結局英語勝負なのかと思うとすごく緊張した。1Bと4Aとか適当に解いたし,英作文どんな内容(記憶喪失)

 

リスニングでぼーっと音声を聞いているうちに,ようやく本調子に戻りました。2回目の音声放送と同時並行で得意な和訳をこなして前半の遅れを取り戻しました。

長文読解は明快なエッセイでした。苦手な小説じゃなくてよかった

 

 

試験が全て終わりました。例によって40分待たされている間に,監督者から入学手続きの説明を聞いてから会場をあとにします。

このときは「もう2度と本郷に行くことはないんだろうな」と割と本気で思ってた

 

帰りに秋葉原の電子部品屋を見て回りました。

秋月電子通商(聖地)



 

新幹線では家族や友人からの労いのlineを片目に,twitterで情報収集してました。どうやら東大物理がえぐくて騒ぎになっていたらしい

 

 

ついに終わったんだなあ

 

本格的に受験を意識したのは高1の終わりだったっけ

高2の秋までは部活の部長をしてたけど,個人で模試を飛び級受験したりしてたなあ

 

これで落ちても仕方ないな,だってやり切ったもんって感じでした。

 

 

2/27~3/10 焦らされ期

東大(と京大)は合格発表まで2週間あり,諸大学の合格発表のトリを飾ります。長すぎィ!

この期間はとにかく地獄でした。

 

後期試験の過去問を7年分解いたり,面接の受け答えの準備とか,大学のキャンパスについて調べたりしてました。てか,私の後期出願校を知っているのは同校でも数人なんじゃないかな

化学0点をとったとしても合格最低点を超える年もあったくらい余裕だったのでそこは安心でした。それにしてももう後がないのに後期いかしかに突撃する人たちほんとにすごいね

 

3/1に親知らずを抜いた。痛かった

あとは合格を信じて新生活の準備をしたり,回路とかc++とかの勉強をしたり。

 

一方twitterでは受験生たちが合格最低点の予想をしていて,高度な情報戦を繰り広げていました()

確か理一min290 理二min280 離散min 340が趨勢だった記憶がある

 

 

3/10 合格発表の日

12時に発表でした。やっとかよ

結果は...

 

無事に合格してました!!

 

 

ついに大学生活が始まるんやなあ。

その日の午後はずっと家族と親戚,友達,塾の先生そして高校の先輩と喜びを分かち合いました。

もちろん浪人する友人も一定数いました。来年こそは全員合格してほしい

 

翌日には高校に合格報告をしました。お世話になった先生方と,一部の京大勢に最後の別れを告げました。みんないい人

担任の先生からたまには帰っておいで,と言われたの嬉しかったです。

 

その翌週に祖母の家に行き,合格を祝ってもらいました。

それと,塾の合格祝賀会がありました。大半は他大医学部に進学したようです。

lineグループこそはつながってはいるけど,もう二度と集まることはないんやなあって思うと寂しかったです

 

 

高校3年間は勉強の成績よりも自分の進路のことでずっと悶々と悩んでたなあ

 

(なお,京大工ではなく東大工にすると確定させたのは結局高3の夏でした。)

    迷走の果て、なぜ受けたんや

 

 

3/23  引っ越し(移動)

車と宅配のハイブリッドで東京の新居に引っ越しました。車の移動だけで8時間くらいかかった

横浜のいいホテルで一泊しました。

中華街にも行った。おいしかったです



 

3/24 入居

新居に入居しました。ひたすら物品の搬入と配置をしました。あと,父と駒場キャンパスに行きました。

 

この日の夕方にシャッターが開かなくなってしまいました....解決に3週間かかったよ(怒)

 

 

3/25 一人暮らしのはじまり

前日に続いて,両親と新生活のスタートアップをしました。

 

夕方にはとうとう引っ越しが完了しました。本当にありがとう。ただ,父の小言はうるさかった

その日の夜,両親は帰っていき,完全に一人になりました。

 

3/26ごろ

渋谷を探検しました。東京は過密だし物価も高いし難儀します。

あと,この期間はボカロのフェアが開催されていたらしく,テンションが上がりました↑↑

 

3/28~3/30 新入生オリエンテーション

同じクラスメートと初顔合わせをしました。クラスに全然なじめなくてすごい正直ストレスでした。

高校のときは友達には自分の思ったことを雑然とべらべら喋っていて気楽でした。一方で東大生は概して淡白で私みたいなオタクの乗りは通用しなさそうでした。

 

オリエンテーション旅行では千葉県のマザー牧場に行きました。楽しかったです。

そこでやっと友達が1人できた()

↑すごい焦げてて草     でもおいしかったよ

 

というわけで2月と3月の回顧は以上かな(長い......)